譲渡企業
テクノガード株式会社
譲受企業
NYC株式会社
ディレクター 堀口翔平 氏
着手金・中間金無料 完全成功報酬型
本件担当コンサルタント
小笠原 彰紀
小笠原 彰紀
堀口 様:NYC株式会社は事業として主に2つになります。自己勘定による中小企業の株式譲受からの経営支援と、経営コンサルティングで、前者が中心となります。投資フロントのメンバーは11名で、金融バックグラウンドを持つものから、コンサルティング会社、事業会社出身者まで、様々なスキル・経験を持つものが集まりました。中小企業のどんな課題にも対応できるようにしております。
中小企業の多くはユニークでポテンシャルを持った企業です。しかし、その可能性が世の中に広まっていません。事業承継がうまくいかずに廃業してしまうのは勿体ないので、我々は中小企業の持続的、継続的な成長にコミットします。
堀口 様:弊社代表の中塚、尾上、それから私の3人が創業メンバーとなります。前職で一緒に働いていた3人で独立し、NYC株式会社を2022年3月に立ち上げました。自己勘定投資であれば長期的な支援が可能であり、もっと深く中小企業を支援できるのではないかと考え、NYCを設立しました。
堀口 様:一般論としてですが、ファンドは投資家の方からお金をお預かりして投資先にまわします。至上命題として投資先の企業価値向上がベースにあるので、投資家の方に棄損させない、リターンを付けて返すことが重要となります。
一方で、我々みたいな自己勘定投資は自分たちのお金で投資する形になるため、今のところ投資家の意向やリターンを一切考える必要がありませんので、極論としてはExitしないことも選択肢です。自分たちのミッションや理想に忠実に、納得いく形で進められるのが大きな違いです。
梅本 様:最初はM&Aロイヤルアドバイザリー様からのご提案でした。最初にIM(企業概要書)を拝見した際の印象としては、”大きな強みを持ちながら、事業承継に課題がある”という点で、弊社がお手伝いできるのではと思いました。そして何より、廃業させてしまうのは勿体ないなと。
テクノガード様は長い業歴で実績もあり、大手企業様との強く良好な関係があります。人材を確保し、しっかりとテクノガード様の強みやノウハウを活かせば、大きく成長するポテンシャルがあると判断しました。
梅本 様:第一印象としてY様は、とても威厳のある方という印象でした。そこで少し緊張してしまったのですが、お話ししてみると、これ以上ないほど丁寧な方で驚きました。会社説明も明確で分かりやすく、恐縮ではございますが、非常に優秀なオーナー様と感じました。
堀口 様:投資先を選ぶ上で重視しているのは、独自性の面で魅力があるか、そして、技術やサービスに強みを持っているかです。そして、オーナー様の人柄や想いも重視しています。そこが会社の魅力に直結すると考えているからです。
我々にとって大切なのは、「その会社様を譲受してから何を価値として提供できるか」です。魅力的な会社様に出会えたとしても、弊社に提供できるもの、お手伝いできるものがないのであれば、意味がないと考えております。
具体的に言うと、人事・採用・管理などコーポレートサイドに課題がある場合は高いレベルでお手伝いできると自負しております。
梅本 様:今回はY前社長の退任時期が明確に決まっていたので、急いで進める必要性がありました。結果としてはスケジュール通りに進めることができたので、成立したときには安堵感の方が強かったです。
PMI(M&A後の統合プロセス)で言うと、退任時期の関係で引継ぎは大変でした。テクノガード様は多くの企業様と良好な関係を築かれているので、ご挨拶にも多数伺いました。テクノガード様の社員の皆様で言うと、業界での知見に長けており、職人気質の方が多い印象です。お互いの意見を交換しながら成長させていきたいので、変化に戸惑いもあるかと思いますが、積極的にコミュニケーションをとって共に歩んでいきたいと考えております。
梅本 様:テクノガード社で受けられる仕事はたくさんあって、市場環境的には追い風と言える状況にあります。それを捌き切れていないのが問題だったので、従業員数をまずは増やしていきたいと考えています。
また、教育制度も整っているとは言い難い状況でしたので、それを整えながら社員が長続きできる、インセンティブを持った働き方を進めていきたいです。
堀口 様:M&Aロイヤルアドバイザリー様では小笠原さんと辻川さんに今回ご担当いただきました。率直にクオリティとスピードが凄いな、流石だな、という感想です。丁寧さと速さがトレードオンの仲介会社さんという印象を持っています。
エグゼキューション、DD(デューデリジェンス)、契約関連など、仲介会社さんが置いてけぼりのケースも多々あります。その中でM&Aロイヤルアドバイザリー様は、売主さんの状況を踏まえて適切に相談・協議でき、ご助言いただけました。
小笠原(担当コンサルタント):NYC様は、若くて優秀なメンバーがそろっているため、M&Aコンサルタント、仲介側の立場からしても非常に進めやすかったという印象です。M&Aは、進めていく中で難しい調整が必要になる場面があったりするのですが、NYC様は常に柔軟かつ真摯にご対応いただきました。
堀口 様:2027年までに100件という目標を掲げていますが、まずは譲受させていただいた会社様に対して、価値を提供し続けることが大切と考えています。大前提として課題に真摯に向き合い、従業員と良好な関係を築きながら、事業を継続して軌道に乗せていくことが大切です。その積み重ねの中で、メンバーを増やしていきながら同じ思考で会社様と向き合って進めていく、それを継続していけば提供できる価値が向上し、結果的に売主様に選んでいただける会社になると思います。
梅本 様:弊社はまだ若い会社ですので、投資してまだ1年程度となります。まずは目先の一件一件を大切にサポートしていきたいですね。今は全員のノウハウを集約して価値を上げていき、実績を積み上げるフェーズと認識しております。人材を採用して規模を拡大させていき、投資を進めていくというサイクルを継続することが、向こう5年の展望です。
梅本 様:これ以上の成長に難しさを感じている、次を担う存在を探している、社内に後継者はいるけれどもまだ一人前ではない、といった悩みを抱えているオーナー様も多いと思います。弊社はエリアも業種も制限を設けていないので、パートナーとして積極的に頼っていただきたいと思います。
堀口 様:「その仕事を未来へつなぐ。」というミッションの通りです。良い会社様、廃業に至るべきではない会社様は本当にたくさんあると思います。長期で保有しながらより良い会社に成長させる、そして安心して手放せるタイミングが来た際に、我々に託してくださったオーナー様、そして我々の想いを受け継いでいただける次のオーナー様にバトンタッチしていく、そんな未来を描いています。困っているオーナー様がいたら、一度ご連絡いただければ幸いです。
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