株式会社ビーリンク|M&Aは足し算ではなく掛け算。「目指すは誰もが驚くエンターテイメント」

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株式会社UWS ENTERTAINMENT

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株式会社ビーリンク

経営企画 部長   宮口 智宏 氏

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本件担当コンサルタント

企業情報第三部

劉 昱

企業情報第三部

劉 昱

譲渡企業
  • 株式会社UWS ENTERTAINMENT
  • https://uws.jp/
  • アクアリウムクリエイター「GA☆KYO」こと宮澤雅教氏が代表を務める株式会社UWS ENTERTAINMENT。「水の惑星で世界中を笑顔に。」を理念としたプロフェッショナル集団で、2024年12月に株式会社ビーリンクとのM&Aを選択。
譲受企業
  • 株式会社ビーリンク
  • https://www.bee-style.jp/
  • 株式会社ビーリンクは神奈川県川崎市に本社を置き、「ダイニングダーツバーBee」などエンターテイメント・ダイニング事業を展開する会社。2025年1月時点で全国に27店舗。2024年12月に株式会社UWS ENTERTAINMENTと資本業務提携を結ぶ。

M&Aは足し算ではなく掛け算。「目指すは誰もが驚くエンターテイメント」

株式会社ビーリンク01(ダーツバーBee)

株式会社ビーリンクの事業内容や特徴について教えてください。

宮口 様:事業内容はダイニングダーツバーとなりまして、2025年2月1日現在で全国に27店舗を展開しております。ブランドとしては「ダイニングダーツバーBee」「スポーツ&アミューズメントバーBeeRUSH」「ダーツバーKABURA」と3つあり、Beeが22店舗、BeeRUSHが4店舗、KABURAが1店舗。従業員数としましては、アルバイト含めて350人程度です。

店舗数が最も多い「Bee」ですが、実は当社の中では中規模店舗となります。大規模店舗のBeeRUSHは最も広い店舗で240坪あり、ダーツ以外にもビリヤードやゴルフシュミレーター、ゲームセンターにあるようなゲーム機器など様々なコンテンツを取り揃え、よりエンターテイメント性が高いのが特徴です。一方でKABURAはダーツに特化したお店となっております。

当社の特徴・強みというのは2つあり、「空間演出」と「従業員」になります。当社がダイニングダーツバーを始めた当初と比べて、ここ数年で競合となりますダーツバーも増えました。しかし、重厚感のある内装や音響設備など「空間演出」の部分で当社のこだわりは非常に強く、他社には負けない自信があります。そして、「従業員」や「オペレーション」に関しても他社と比較しても強みと胸を張れるポイントですね。そこが優れているからこそ、お客様の満足度やリピート率に繋がっていると思います。

創業経緯について、ご存じの範囲でお聞かせください。

宮口 様私も把握している範囲でのお話になってしまいますが、株式会社ビーリンクば2002年に株式会社セガのゲームセンター事業からスタートし、同年にBee渋谷が一号店としてオープンしております。その後、2004年にセガグループから分社しまして、セガビーリンクという会社を設立。当時はまだダーツバーというと個人経営の小さなお店、ダーツマシンも1台や2台といった形が主流だったところに、セガグループとして、よりエンターテイメント性が強く、飲食もできる環境を作ろうというのが始まりだったようです。

M&Aは会社同士以前に、経営者同士の相性も大切

株式会社ビーリンク03(ダーツバーBee)

M&Aによる成長戦略を取り入れた経緯を教えてください。

宮口 様M&Aを推進してこうという動きは以前よりあったのですが、本腰を入れようとなったのは、複数のM&A仲介会社からお話をいただくようになった2023年頃でしょうか。検討を始めたきっかけとしては、やはり新型コロナウイルスの影響が大きいです。感染拡大により、当社も営業自体が全くできないという苦しい時期を経験し、単一事業だけではリスクが高いという危機感を持ちました。

また、これまでは新店舗を出すことで事業規模を拡大してきましたが、スピード感として遅く感じていたというのもあります。M&Aを積極的に活用して、新たな領域に広げていければ、成長も加速できるのではという想いもありました。

株式会社UWS ENTERTAINMENTに興味を持たれた経緯についてお聞かせください。

宮口 様たくさんのM&A仲介会社からノンネームシートが送られてきますので、正直なところ我々も全てに目を通すことはできないのですが、M&Aロイヤルアドバイザリーさんからご提案いただいたノンネームシートのタイトルで、「面白そうだ」と目に留まったのが最初だと記憶しております。

詳細を開示していただきたいとご連絡し、その後、最初にUWSさんに魅力を感じたのはホームページのトップページを拝見したときです。そこに「感動を提供する。」という言葉が記されていて、事業の中身や業績について把握する前に、当社と理念が同じだと感じたのが最初の印象です。

宮澤代表とお会いした第一印象はいかがでしたか。

宮口 様今となっては笑い話なのですが、第一印象としては不安になったのを覚えています。と言うのも、宮澤代表はテレビなどメディアにも多数出演されており、そこで見たときには非常に大柄な方という印象があったのです。ところが、実際にお会いしてみたらとても痩せられていて、「あれ?病気とか大丈夫かな…」と不安になってしまいました。実際は健康に気を遣われるようになってダイエットされたということで、すぐに安心しましたけどね。

最初のトップ面談でいいますと、やはり情熱的で、人間味があり、なにより仲間想いの方という印象が非常に強かったです。M&Aにおいて、会社同士以前に経営者同士の相性というのも非常に大切だと思うのですが、当社代表取締役社長の平岡も、お客様や従業員など人を本当に大切にする人間ですので、代表同士の相性はとてもマッチしているように感じました。

今回のM&Aで期待されている相乗効果はありますか。

宮口 様単純なところでいくと、当社の空間デザインでUWSさんに入って頂くとか、UWSさんのミュージアムの中にダーツバーを併設するなど色々あるかと思うのですが、そんな単純なアイデアではなく、お互いの強みを活かして、”この世の中に存在しないような、大規模なものを作りたい”という想いが強いです。これは宮澤代表も同じだと思います。

UWSさんと当社では、お互いの得意な領域が異なります。我々はお客様を楽しませる、喜ばせるといったオペレーション部分には絶対的な自信がありますが、新たなアイデアの創造やクリエイティブの部分を少し苦手としています。一方で、宮澤代表はクリエイティブの部分は非常に強いですが、接客やオペレーションで、当社のやり方を取り入れたいと言ってくださりました。お互いの強みで、お互いのウィークポイントを補完し合える、そんなイメージを持っています。

レスポンスのスピード感含め、終始安心して進めることができた

bereinc06

M&Aロイヤルアドバイザリーのコンサルタントはいかがでしたか。

宮口 様営業トークとしてではなく、本当に当社の店舗をご利用いただいているということで、我々を知っていただけているのは心強かったです。お客様としての目線を踏まえて、今回の案件もご紹介いただけておりますので、ファーストコンタクトの印象は非常に良かったです。

そして、劉さんを見ていて、「本当に大変なお仕事なんだな」と常に感じておりました。当社としても初めての成約となり、今回はクロージングまでのリードタイムが非常に短いなかで、レスポンスのスピード感も良く、安心して進めることができました。劉さんだけでなく、コーポレートアドバイザリー部の曽根さんにもご尽力いただき、この素晴らしいM&Aが実現できたと感じております。

劉(担当コンサルタント):まず、1回目のご両社面談が非常に印象的でした。ビーリンク様は面談開始時刻にかなり余裕を持って会場に来られて、プレゼン用映像の音量などを細かく調整されておりました。エンターテインメントに対する拘りは、こういった場面でも表れるのかと。

そして、もう一つ印象的だったのは、平岡代表からご両社面談の際にお見せいただいた、将来的に作りたい施設の絵ですね。私はその絵に既視感がありまして、過去に宮澤代表がデザイナーの鈴木様に描いていただいたという絵と非常に似ていたのです。そこで、宮澤代表が楽しそうにお話されているのを見て、運命的なものを感じたのを覚えております。

今回は宮澤代表のお誕生日をご成約日にするということで、宮口様には社内でのご調整含め、ご尽力いただきました。本当にありがとうございました。

リピーター戦略「また来るYO!」新型コロナで感じた初心の大切さ

株式会社ビーリンク02(ダーツバーBee)

今後もM&Aを成長戦略として検討されますか。

宮口 様当社はこれまでは単純に事業を拡大させる目的でM&Aを検討していたのですが、今回のUWSさんとのM&Aを通じて、”世の中にないエンターテイメントを創造していくためのM&A”に路線を変更していくのではないかと、個人的には予想しております。ナイトエンターテイメントに限定して探していたものが、結果として当社とは真逆の業態となるUWSさんとのご縁になりましたからね。お互いの強みを活かしながら、新しいものを作っていく、そんなノウハウや技術を持たれている会社様がターゲットになってくるという可能性も十分にあるかと思います。

今後における、ビーリンク様の目標について教えてください。

宮口 様元々、我々のトップビジョンというのは「世界一のオペレーション会社」だったのですが、新型コロナウイルスによる苦しい時期を経て、直近2024年にトップビジョンを「またくるYO!」に変更いたしました。これは、シンプルに顧客満足と従業員満足を徹底する方針に転換させ、全ての業務がお客様からの「また来るYO!」に繋がっている状態を目指すべく、全従業員に対して分かりやすい具体的なメッセージにしております。

短期的な視点では、まずはそこを盤石にして「Bee」というブランドをより強固なものにしていきたいです。そこを急速に進めていき、ある程度達成できた段階で、もう一度、「世界一のオペレーション会社」というのを目指していきたいと思っております。

また、既存の業態を強化していくのも勿論なのですが、業態を広げていくなかで、お客様だけでなく従業員にも夢を与えられるようなビジネスを示していけたらと考えています。UWSさんの従業員の皆様も同じ仲間となりましたので、是非一度、当社の店舗で遊んでいただき、楽しみながら我々が目指しているものというのを感じ取っていただけたら嬉しいです。

株式会社ビーリンク05(ダーツバーBee)

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